突然ですが、このブログのアイキャッチ(看板画像)は、カテゴリーごとに料理のイラストを使っています。
今回のものには「イタリアン」と書いてありますが、これから書くのは、なぜかフレンチのお店の話です。
看板に偽りあり、と怒られそうなので、先に少しだけ言い訳を。
以前の記事でも書きましたが、フレンチはもともとイタリアンがフランスへ渡って発展した料理だそうです。例えるなら、野球とソフトボール、サッカーとフットサルのような関係でしょうか。
もちろん、別の競技であるように、料理としてもちゃんと別物です。「ほぼ同じ」なんて言うと専門の方に叱られますが、まあ、まったくの他人でもない。そのあたりに免じて、アイキャッチのことは見逃してください。
二十年来の友人と、昼からのはしご酒
数年前、二十年来の友人から「昼から飲まないか」と誘われました。付き合いの長い友人からの昼飲みほど、断る理由が見つからないものはありません。
というわけで紹介するのは、その日のはしご酒の一軒目です。わざわざ念を押すのは、二軒目から先の記憶がほとんどないからです。
昼のお酒は、どうしてあんなに回りが早いのでしょうか。。。
そもそも「フレンチおでん」とは
お店は、ふらっと立ち寄れるワインバルのような雰囲気。フレンチのつまみを少しずつ、ワインと一緒につまむスタイルです。
そして看板メニューが、この「フレンチおでん」。
おでんと聞くと、大根や卵が出汁に浮かぶ、あの湯気の立つ鍋を思い浮かべますよね。ところが、出てきたのはまったくの別物でした。
看板メニュー・大根のおでん

これが看板の大根です。
運ばれてきた瞬間、ポルチーニ茸の芳醇な香りがふわり。皿がテーブルに着く前から、もう美味しいと分かってしまいます。

口に運ぶと、和風の出汁ではありません。大根はコンソメで炊いてあるそうで、そこにポルチーニの効いた濃厚なクリームソースが絡みます。
もはや、大根という名前の別料理です。
そして、ワインとの相性が抜群。昼から飲む後ろめたさも手伝って、グラスがどんどん軽くなっていきました。
記憶の彼方の、お好み

そしてこちらが、お好み・・・だったと思います。歯切れが悪いのは、食べたのが一軒目の終盤で、記憶がだいぶ怪しくなっていたからです。
ふんわり焼けた生地に、チーズの塩気とコク。お好み焼きというより、キッシュに近い満足感だった気がします。
とにかく美味しかった。それだけは確かです。ただ、酔っ払いの証言なので、話半分で聞いてください。
また、行きたい
これだけ褒めておいて何ですが、このお店、ここ数年ごぶさたしています。
昼から一杯、フレンチのつまみを少しずつ。あの時間は、思い返すとなかなか贅沢でした。
あの芳醇なポルチーニの香りを、また浴びに行きたい。
今度こそ、お好みを素面で味わうために。そして、二軒目から先の記憶も、ちゃんと持ち帰れ・・・ないか。。。